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ブータンでの民主主義のあり方について考えた話。

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ブータンで民主主義が不満を生み出している。

 

ブータンは国民の幸福度が高く「幸せの国」と呼ばれている。そんなブータンでは君主制がとられていたが10年前に民主主義に切り替わった。この切り替えにより国民から不満が生まれている。

 

まず選挙において誰を支持するかで国民がグループ分けされてしまうということだ。つまり誰を支持するかということで国民の間で対立が生まれるということだ。これが周りの人々とのつながりを重視するブータンの人々の幸福度を下げている。

 

また選挙時の敵陣営に対する匿名の誹謗中傷がSNSで広がり問題となっている。

 

ブータン君主制に回帰すべきなのかどうか。私としては政治的な考え方の違いを乗り越えて仲良くすることは可能ではないかと考えていて、実際に民主主義国の人はうまくそれをやっている。まだ民主主義が風土に馴染んでいないだけで時間がたてばそのような対立は薄れていくのではないかと思う。ただ2つ目の問題に関しては世界共通ではないか。これはネット上での規制をどうするかなどの議論が必要であると思う。